妊娠が発覚し、それからやっと聞くことができた予定日はお盆前の夏真っ盛りでした。
育児経験のあるわ周りの人からは「夏生まれは楽だよ」とよく言われていたのですが、一体何のことを言っているのかその時は分かっていませんでした。
その意味が分かったのは出産に向けて入院準備の説明を産婦人科にて聞いている時でした。
準備品の中に「退院時の赤ちゃんの洋服」とあったのです。
一体どんな服が良いのか分からなかったので聞いてみると「夏生まれだから肌着とおくるみでも良いくらいだね」と言われたのです。
あんな小さくて繊細そうな赤ちゃんが外に出るのにそんなに薄着で良いのかと不安になったのですが、赤ちゃんは大人よりも体温が1度くらい高いので、大人よりも少し薄着なくらいが丁度良いのだと聞き納得しました。
結局、退院時は丈が短めの肌着と薄手のロンパースで迎えました。
ですがそれでも少し暑いのか愚図ることが多かったので、家に帰ってからは肌着だけにしてあげました。
するとあっという間に寝てくれたので、やはり薄着なくらいが赤ちゃんには快適なのだと思いました。