自分の特性に合った学校を
将来の夢もなく、趣味だけはあった私。
先生との進路相談の時に””何もやりたいことが特にないのならとりあえず大学に行きなさい””と言われていました。
先生に言われるがまま、ざっくりと4大に入ろうかなと思っていたのですが、何個か懸念点があり悩んでいました。
1つめは、共学だということ。
私は高校生からずっと女子校で育っていたので、クラス内に男性がいることに対してかなりの拒絶反応がありました。
もう1つめは4年という期間。
4年もの長い間を漠然と勉学に費やすことができるのだろうか?と考えていたのです。
そんな事を考えている時に事件が。
私たちの担任の先生がまさかの産休に入ってしまいました。
””とりあえず大学に行きなさい””の相談の続きも出来なくなってしまった私はまた悩み始めました。
趣味が音楽で、音楽の専門学校や音大に行くという道も考えていたのですが、当時付き合っていた彼が音楽の専門学生だったので、内情を色々とリサーチしたのですが、行く価値はない。
との返答でした。
真面目にやってる人達がとても少なくてモチベーションの維持が大変だから学校外でやっていたほうがいいと言われました。
そして身内が音大卒だったので、音大の内情も聞いてみましたが、まず音大は学費がとても高いから、そんなふわっとした動機で入るところではないということと、入ってもみんな全く違う職業につく人も多い、入っても意味はない。
という話をされました。
なので私の中で、専門学を学ぶ選択肢も薄くなりました。
妥協点として、女子短大が浮上しました。
そこは授業が、全て選択制という自由度の高い学校でした。
ビジネスや心理学、デザインやプログラミング、国際系から文学まで幅広く扱っていました。
資格もたくさん取得することができ、その内容もビジネス系からクリエイティブ系までバラエティのあるものでした。
就職率も安定しており、今、夢のない私でも、この学校を選んで、興味のあるものにどんどん挑戦すれば夢が見つかるかもしれない!と思い、その学校に決めました。