引き渡し日の決め方
物件の引き渡し日の手続きの流れと注意点
物件の引き渡し日は、売主と買主の間で協議し、売買契約書に書き込むことが一般的です。
売主が物件に住んでいる場合、引き渡し日程の調整は難しくなることもあります。
引き渡し時には、売主・買主・不動産会社の担当者・司法書士が集まります。
通常は、買主が住宅ローンを組むため、引き渡しは金融機関の営業時間内(平日の昼間)に行われます。
そのため、売主や買主が会社員である場合、引き渡し日程の調整には休暇が必要です。
引き渡し日に後々問題が生じないようにするためには、売主と買主が早めに直接会って日程を決めることが重要です。
引き渡しまでの期間は、物件が空室の場合は通常約2ヶ月程度ですが、物件に住んでいる場合は状況により異なります。
双方の都合が合う時期を見つけるためには、引き渡し日を逆算して計画することが重要です。
もし海外出張や入院が必要な場合は、相手方に早めに連絡することが重要です。
引き渡し日は売買契約書に記載されますが、安全のためにはその前に早めに決定しておくことが望ましいです。
引き渡し日の流れについてご案内します。
まずは、売主と買主の本人確認と必要な登記書類の確認が行われます。
司法書士の指示に従い、個々の情報を確認していきます。
次に、買主の住宅ローンの融資手続きが行われます。
その後、税金の精算や物件の購入代金の残金を決済します。
引き渡し後のトラブルを避けるために、金額に誤りがないかを確認することが重要です。
参考ページ:中古マンション引き渡し日には何をする?その後の注意点は?
売買手続きの流れを確認し、新生活をスタートしましょう
売主から領収書を受け取ったら、貴方は不動産会社に仲介手数料を支払い、司法書士に報酬を支払う必要があります。
実際の物件の引き渡しの前には、費用の詳細を担当者に確認しておくと心配がありません。
もし売主が住宅ローンを組んでいた場合、その返済手続きが行われます。
住宅ローンが完全に返済されることで、抵当権の抹消登記が行われ、物件の所有権が完全に新たな所有者である買主側に移ります。
確実に登記が完了しているか司法書士に確認してもらいましょう。
そして、所有権が買主側に移っていることを確認し、売主から鍵や重要な事項説明書などを受け取ります。
この所有権の移転が完了することで、新たな所有者としての生活が始まります。
すべての手続きが終了したら、引っ越しの手配を行い、新しい生活をスタートしましょう。