新型コロナウイルス感染の「第七の波」は、行動制限を要請していないものの、レストランやバーの客足に影響を与えている。
図解 エアロゾル感染を防ぐための換気方法
7月中旬以降、大阪市北区の焼肉店「梅田名月館・堂山」で宴会のキャンセルが相次いでいる。
同店は繁華街の一角にあるが、最近は人通りが少なくなってきたという。
席の間隔や換気、消毒の徹底は今後も続けるが、高山大樹店長(41)は「第七波の影響は大きい。
お客さんが少ないときは早めに店を閉めます。
店を開けると人件費や光熱費がかかるので、少しでも協力や補償があれば助かる」と話す。
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夫婦で来店した東京都淀川区の男性会社員(57)は、「感染症対策がしっかりしている店を選んでいる。
客として行動を制限されるのは困る。
経済性と感染症対策の両立を、行動制限なしに試せる時代が来たと思う。
大きな声で会話することを控え、店側が注意を促せば、飲食店での食事に問題はないと思う。