大事なことは続けること – 続けられない者が上に行けるはずがない。


2014年12月16日

人事は楽なお仕事

Category: 未分類 – coola – 1:01 AM

世の中には色々な仕事がありますが、仕事道具の使い方が下手でも出来る仕事というのは、あまりありません。
なお、ここで言う道具とは無形のものも含みます。
たとえば、営業マンならトーク術が仕事道具ですね。
ところが、世の中でも有名で人数も多い仕事にこの「下手でも出来る仕事」があるのです。
それは「人事」。
人事は人間を部署に配置する事が仕事。このために必要な道具は「人間を知る能力」です。
ですが、人事の多くはこの「人間を知る能力」が下手です。
話下手を営業に回し、人と話す事が生きがいの人物をコンピュータしかない開発室に閉じ込める。なんてのはざら。
人の配置をサイコロで決めているのでは?なんて疑われる人事部も少なくないでしょう。
だから世間でミスマッチなんて言葉が流行するのです。
これは兵器(飛行機)でたとえるとよく判ります。
敵戦闘機を雷撃機で迎撃し、戦闘機で物資を輸送し、大型輸送機を連絡用に使って、小型の連絡機で敵戦艦を攻撃する。
そんな事をやっていたら、どんなに高性能な機体を用意して優秀なパイロットを揃えても、戦いには勝てません。
ですが、多くの企業でこのようなやり方がまかり通っているのです。
以前は経済状況が安定して、役員も人事も「前任者と同じ事」をやればよいという状況のため、成功を引き継いでいました。
飛行機の例で言えば、敵兵士を銃爆撃だけしていればよかったので、皆邪魔者の居ない戦場を考えることなく飛んでいたのです。
性能や腕、搭載能力なんて関係ない。適当に機銃を撃ったり小型爆弾をばらまくだけで用事が済んだのです。
ですが、バブル崩壊以降は「前任者と同じ事」をやっていては業績は下がる一方。
状況は複雑化し、何を為すべきか自分の頭を使って考える時代になりました。
飛行機の例で言えば、敵戦闘機が現れ、敵戦艦も現れ、輸送任務や連絡業務もしなければならなくなった。という状況です。
本来なら「適所適配」をしなければならないのですが、長年「人間を知る能力」を磨く事が無かったため、頓珍漢な配置を平気でやってしまうのです。
ですが、それで彼ら役員や人事部が責任を問われることはありません。
責任は配置された側の人員が取らされるのです。
敵戦闘機を落とせない雷撃機が「性能が悪い」と言われ、そのパイロットは「下手くそ」と言われてしまうのです。
荷物積むのに向かない戦闘機が「積み荷が少ない」と言われ、そのパイロットは「馬鹿者」と言われてしまうのです。
鈍足で到着まで時間のかかる大型輸送機が「連絡が遅い」と言われ、そのパイロットは「ボンクラ」と言われてしまうのです。
機銃しか持たず、敵艦を沈めれない連絡機が「戦果が無い」と言われ、そのパイロットは「給料泥棒」と言われてしまうのです。
そんな配置・指揮をした人物は何も咎められないのに。
無能でも勤まり、失敗しても責任を負わない。
これ以上楽な商売はありませんね。

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